DIY SNOWBOARD Ⅲ ~ 板作りはじめました ~
2012年 11月 07日
先日 " snowboardmaterials " よりクリアートップシート、グラスファイバー、ソール、免震テープが届きました!!!
なので3本目の手作りスノーボード開始です(^^)
去年より少し早めなので、シーズンには間に合うように作ります。
今回もチョットだけこだわってみました!
前回はコアを山から切り出して作ってみましたが、今回はCADで図面をひいてみました。
CADはJWCADを使用しました。
インターネットから無料でダウンロード出来て使い方次第ではなかなか使えるソフトですね。
使い方は本屋に売ってる初心者レベルのやつでも十分書けます!
あと、どうせ作るなら自分の遊び方にあわせた板にしようとおもいます。
①滑る場所
→ 西日本のゲレンデ or たまにバックカントリー
②遊び方
→・基本的には地形で遊ぶフリーランがメイン
・たまにキッカーとかも入る
・ゲレンデの脇に残っているパウダーをブチマケル!
・スイッチでもたまに滑る
・オーリーもしたい
・チョッカリ
・1度板に傷がつけばレールもやる
・ツリーラン
・簡単なグラトリ
大きく分けてこの2つで考えて見ました。。。
本当はバリバリのパウダーボードを作りたかったけど、西日本でしかも休日が日曜日しかないのにパウダーボードを使う機会があるのかを考えると・・・去年はけっこうあったかも(^^;)・・・でも今年はわからないwww
なのでディレクショナルボードのシングルキャンバーで2cmほどノーズよりテールを小さくする。
BURTONのマロロや、ゲンテンのマンタレイみたいな板になるかな。
今回、たまたまボードメーカーの開発の方と話せる機会があったので、話を伺い色々参考にさせてもらいました(^^)
図面を書くといっても適当です(^^;)
よくボードのカタログに載っているスペックを図におこすとだいたい形になりましたね(^^)
基本的にこの作業も手探りなのでなんとなくで書いてます(^^;)
まず僕は有効エッジを決めてみました。
最初は1200mmで書いていたのですが、上記の遊び方なら回転性をあげるために今回は1100mmにしました。
なので、基準にするセンターと有効エッジ長を記入
次に全長、ノーズとテールの幅、断面図のキックの高さなどを補助線として書き込んでみます。
その補助線に合わせて、サイドカーブの半径をきめていきます。
最初にノーズ310mm、テール290mmで半径が8500の円を書くとウエストが263mmとかになり太すぎるw↓
やはり太い気がしたので、今回は円を3つ書いて、ウエストを254mmに設定。
そして全長に合わせてノーズとテールの形状を決めて行きます。
キックの部分にあたるノーズ側の一番広い所(今回は幅310mm)よりノーズ側の10cm程のカーブがパウダーでターンをする時に影響してくるみたい。
カーブがキツイとクイックなターンになり、カーブがゆるいとメローなターンなるらしい・・・
今回は緩めに設定。
ここでさらに疑問が発生。
スタンス幅は今までの経験から54cmにするのですが、セットバックはどう決める???
ボードの全長から?それとも有効エッジから?またはサイドカーブの円の中心から?
今まで気にもしたことなかったのですが、実際どうなの?
これはメーカーの人が言いうには、メーカーによって考え方が違うらしい。
でも今回の板もそうだけど、昔みたいにノーズとテールの形状が一緒じゃない板は、一般的に有効エッジで決めるといいみたい。確かに今回の板はノーズのキックは30cmはあるしテールは半分の15cmだしね。
これでシェイプは決まり!
最後に断面図でキックの高さと、キャンバーの高さを決めます!
キックにも色々あって、雪面からノーズのキックが低いほどスピードが出るようです。
一応ノーズが4.5cmでテールが3.5cmにしてみました。
キャンバーもこの場合有効エッジのセンターより前(ノーズ側)にキャンバートップを持ってくると、操作しにくいみたい。
なのでキャンバートップをテール側にずらし、高さをヘタリもいれて1cmにしてみました。
ちなみにボードで重要なポイントはソールの形状と言っていましたね。
全てのボードに当てはまるかはわからないけど、かなり重要なようです。
だいたいこんな感じで書いて見ました。
次の工程は一度4mmベニヤで型を作ります。
by naturalism-kc
| 2012-11-07 00:53
| 手作りSNOWBOARD Ⅲ